2006年04月05日(水)

「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っている・・それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ」エレミヤ29:11

信仰生活は思い通りにならない事が多い。
自分の側からは思い通りでないが、神の思
いは人の思いと異なり、高くて深い。どう
してこんな事が!何で!という事を経験す
る。その時は理解不能だ。しかし、そこに
人間には見えない隠された神の計画がある。
星野富弘さんは体操を指導中、頸髄を損傷
し、首から下の機能を失う事に。しかしそ
の苦しみ悩みの中で、神に出会い、数え切
れない人々に生きる力と感動、勇気、慰め、
励ましを与え続けている。ある人が詩画集
に「心にしみいるような詩で、感動して思
わずボロボロ泣いた。でも、もし事故に会
われなかったら、この絵も詩も生まれて無
かったと思うと・・」と複雑な心境を記して
いたが、星野さんの事故さえ、神の新しい
計画の出発だった。今、思い通りにならな
い状況に、失望落胆しているだろうか。し
かし、それは新しい神の計画への出発だ。
神の思いは遙かに高く越えている。今どの
ように見えても、必ず将来と希望のための
ものだ。自分の思いと異なる、神の示され
た道に希望をもって前進しよう。
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挫折、落胆、失意、もうこれで終わり、が
神様サイドでは新しい出発だ。溢れる恵み
が行く手に隠され備えられている。嘆きを
踊りに変え、荒布を解き喜びを着せて下さ
る。どんな時も希望は絶対に無くならない。