2007年06月05日(火)

「サライの女奴隷ハガル。あなたはどこから来て、どこへ行くのか」創世16:8

                              

サライのもとから逃げたハガルに、
主の使いが問うた。ハガルは本心に
立ち返らなければならなかった。自
分は何者で、自分の立場は何なのか。
自分は何をすべきなのか。本来の自
分をしっかり見極める必要があった。
へりくだりが必要であった。どこか
ら間違ったのか、立ち返る必要があ
った。みごもって、女主人を見下げ
るようになった、自分の立場をわき
まえない高慢、横柄さ、わがまま、
それらを悔い改めなければならなか
った。自らの立場をはっきり知る必
要があった。それを受け入れ、へり
くだる事を求められた。このままで
は、自分もお腹の赤ん坊も自滅だ。
「あなたの女主人のもとへ帰りなさ
い。そして、彼女のもとで身を低く
しなさい」そうすれば大いに祝福す
ると。私達は好き勝手にしたい。誰
にも束縛されたくない。自由にした
い。しかし、それは肉だ。自分の好
き勝手にしたいという自我は必ず砕
かれる。心正され、本来の位置に、
おるべき所に戻らされる。しかし、
その所でのみ、祝福されるのだ。ハ
ガルは心砕かれ、サライのもとへ、
本来の自分の場所へ戻って行った。
あなたにも神は問われる。あなたの
今いる位置は?今、あなたは何をす
べきなのか?もし、神に近くなけれ
ば、神のもとへ立ち返ろう。
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どこから来て、どこへ行くのか。一
番良い道を知っておられる神様に委
ねよう。自分の好きな方向へ向かっ
て行くならいつの間にか道に迷って
しまう。本来の道はどっちだろう。