2001年07月05日(木)

「わたしの父の家には、すまいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです」(ヨハネ14:2)

一人の夫のいない姉妹が、働き
ながら小さな子供達を育ててい
た。ある日、突然家主に家を別
の人に売却したので、出るよう
言い渡された。1ケ月以内にと
の事で、不安と恐れで泣いてい
た。路頭に迷う姿が浮かび、恐
れで一杯になった。しかし、祈
りとみことばで心が落ち着き、
神を見上げ、必要を求めて祈っ
て行く姿勢に変えられた。天に
は一人一人に備えられた場所が
あるのは、大変な慰めだ。途中
で追い出されるような一時的な
場所ではない。イエスと共にそこで
永遠に住むのだ。いつも神に焦点
を合わせ、神の導きに心の思いを
集中する時、この地上は一時的
であり、仮の宿であり、私達は
旅人だという事に気づく。すべ
てが、一時的だと気づく。旅行者
は旅行先で根づかない。なぜなら
そこは単に一時的であり、帰るべ
き家があるからだ。私達もこの地
上は一時的であり、帰るべき家は
天の住まい。それはすでに用意さ
れている。