2008年09月05日(金)

「なおのこと、天におられるあなたがたの父が、どうして、求める者たちに良いものを下さらないことがありましょう」マタイ7:11      

神は「求めよ」と言われる。
「そうすれば与えられる」と。
求める事の大切さを教えられ
ている。何でも求めて良い。
しかし、覚えておかなければな
らない。何でも求めて良いが、
求めたものがそのまま与え
られるのではないという事だ。
なぜなら、私たちの理解には限
りがあり、本当に良いものはわ
からない。神の思いとご計画は、
私たちの思いよりも遙かに高く
深い。私たちは未来が全く見え
ないので、目先の事しかわから
ない。そのため目先の事しか求め
られない。しかし、神は将来も
見通しておられる。何もかもご
存じだ。私たちは自分の考えは
絶対だと思う。これが自分には
絶対に良くて、これが必要で、
自分の考えは絶対に的確だと思
う。しかし、未来が見えないの
に、絶対的な判断など不可能だ。
神は「良いもの」を与えると約
束して下さっている。しかし、
肝心な事は、神が思われる「良
いもの」と自分が思う「良いも
の」が時に違うのだ。信仰生活をし
ていると、段々これに気づいて
来る。神が最善と思われるもの
が、自分には最悪に見えたりす
る。しかし、時を経て振り返る
時、真にそれが自分のためであ
り「良いもの」であったとわか
る。最高のものであったと。
その時、もっと素晴らしい事は、
神のお心に思いが至り、みここ
ろの意味を理解する。
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私達が先を見越して考えても何
もわからない。見るべきは神様
だ。神様に信頼し、思いをゆだ
ね、神様からのものを受け入れ
ます、の態度で臨みたい。