2008年10月06日(月)

「あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる」箴言3:6



ある宣教師が宣教地で懸命に
労した。大きな期待、夢、希
望を抱いて始めた。数年間全
速力で走り続けた。エンジン
全開だ。しかし、どれだけ頑
張っても結果がなかった。や
ってもやっても成果無く思い
悩むようになった。方法が悪
いのか、何が悪いのか、様々
模索し、試行錯誤を繰り返す
が、目に見える成果は無く、
落ち込んで行った。焦り、不
安、思い煩いのネガティブ思
考になって行く。やがて気力
が全く失せ、何をする気も無
くなり燃え尽き症候群に陥っ
た。そのどん底で、完全無力
になった時、真に主に出会っ
た。全く責めも、結果が無い
と裁きもされず、それは愛と
慈しみの主だった。慈しみの
まなざしと愛に包まれ、全面
的に受け入れられる経験をし
た時、初めて自分の姿が見え
た。主のためにと思っていた
が、実は自分の満足のため、
充足感を得たいがために、全
力疾走していた事を。自分の
ために自力で突き進んでいた。
もし成果があれば大ごとにな
っていた。自分の栄光のため
に使い、高慢になり、恐ろし
い事になっていた。主は先を
見、何もかも見通しておられ
る。自分には最悪に見える事
が、実は最善だ。主には間違
いがない。私たちのする事は
「信頼」だ。今も目の前のそ
の事態に、主を認めよう。道
をまっすぐにして導いて下さ
る。
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他のものに信頼を置く時、い
つか失望落胆を味わうだろう。
神様がすべてを支配しておら
れる事を覚え、頼るべきお方
をいつも見ているなら失敗に
見えていても導きの中だ。