2009年05月05日(火)

「悪魔は初めから人殺しであり、真理に立ってはいません。彼のうちには真理がないからです。彼が偽りを言うときは、自分にふさわしい話し方をしているのです・・」ヨハネ8:44



サタンは嘘つきだ。偽りの父であり、私たちを巧く騙す。
黒を白、白を黒と、何でも自由自在だ。真理がない。絶えず嘘で誘惑し、攻撃して来る。
間違った動機を正当に、良い動機を間違ったものにと混乱させる。

又、半分の真理に、半分の嘘を混ぜて来る。半分まともなだけに識別しずらい。又、誘惑は自分の欲望にピッタリと合致してやって来るので、自分の思いと一体化しているので、しばしば気づかない。

自分の思いと違っていたら、わかりやすいが、欺かれてしまう。エバが見事に誘惑に引っかかったように。

酔酒やギャンブル、妬み憎悪のようなストレートな罪なら簡単に判別できるが、良い事で、一見合法的な事で誘惑して来る。自己実現や、自己啓発、見た目には罪に見えない。

しかし、その動機の裏に自分の栄光が隠れている。目が向き続けているのは、どこまでも自己であり、根は自己愛だ。

又、趣味や、仕事、好きな事、それらは悪くなく、良いものだが、そこに落とし穴があり、時間が取られ過ぎて、霊的な事柄への時間が取れず、少しづつ、霊的食欲が減退させられて行く。

「すべてのことはしてもよい。しかし、すべてのことが有益とはかぎらない」罪ではないが、有益でもない事で、ダラダラと時間を浪費し、神との交わりの時間が圧迫される。
誘惑に要注意だ。判断の基準は、それをする事で霊的食欲が増進するか、減退するかだ。
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良い事であっても、悪い事でも霊的な時間が減り主から目をそらせれば、サタンの策略は成功だ。どちらでもいい。今、祈れているだろうか。御言葉に向き合う時間はどうだろう。
邪魔しているものに、気づいていけますように。