2010年10月04日(月)

「高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ」箴言16:18


ダビデは王だった。最高権力を持ち、自分が一番上で、トップだ。何をしても誰も何も言う者なく、思いのままだ。権力に逆らうなら、どうなるかわからない。
周囲は本音をひた隠して黙し、ただへつらうばかりだ。自分の天下であり、どんなに居心地良い事だろう。

しかし、これほど恐ろしい危険な場所は無い。歯止め無く、いとも簡単に道を踏み外してしまう。ダビデは権力ゆえにバテシバを思いのままに出来た。そして、ウリヤ殺害という二重の大きな罪を犯してしまった。もし、権力の座にいなければ不可能な事だ。

長、リーダーの位置にいる者は、特別に気をつけなければ、へりくだって、わきまえ、畏れおののいて神に頼っていなければ、サタンの標的だ。サタンの思うままに餌食になってしまう。その地位を、立場を、「肉の働く機会としないで、愛をもって仕えなさい」の通りだ。

教会の責任持つ者が、信者になったばかりの者はいけない、高慢になり悪魔の罠に陥ると。人生で、順調に何もかもがうまく行っている時も同様に最も危険だ。
自分の力で成功したと錯覚し、慢心してしまう。人間は罪の性質があり、弱いので、悪魔の罠に陥り、罪を犯してしまう。成功すればするほど、ひたすらへりくだって、成功を与えて下さった神に感謝し、更に拠り頼もう。
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神様のあがないや恵みやから目を放すと自分ばかりが見えてくる。自分の力、自分の感覚で動き満足してしまう。全てのものに感謝し、いつも高ぶりやすい者で弱い者だと覚えていよう。