2010年12月05日(日) 「山地もあなたのものとしなければならない。それが森であっても、切り開いて、その終わる所まで、あなたのものとしなければならない」ヨシュア17:18
「山地もあなたのものとしなければならない。それが森であっても、切り開いて、その終わる所まで、あなたのものとしなければならない」ヨシュア17:18
ヨセフ族が、リーダーのヨシュアに自分達には「なぜただ一つの割り当て地しか ないのか」と不満を言った時、ヨシュアは森に上り、敵と戦い、自分で土地を切 り開けと言った。 実際は広大な土地を与えられている。だのに不満しかない。そしてカナン人を追 い払わないで、きちんと占領しないので、カナン人も彼らの地に住み通した。 与えられた地を占領せよと神は言われ、私たちはしっかり占領する必要がある。 余りにも恵みが大き過ぎて、その恵みがわからない、価値に気づかない。それゆ え、しっかりそれを受け取り生かして行く事をしない。ましてや不満は尽きる所 知らず貪欲に流されて行くばかりだ。 私たちはどうだろう。何の求めも労苦もなく降って与えられると、当然であり、 その有り難みが全くわからない。だから、それを心から感謝して生かして行く事 が出来ない。私たちもそうだろうか。 与えられている大きな恵みに何の感謝もなく、どこまでも不満ばかり、満足が無 いので、もっともっと、と欲望に支配され、更に所有を増やそうとする。 方向違いであり、これは心の問題だ。恵みがわかると、神が与えて下さったもの を尊び、大切にし、保ち、生かそうとする。それが占領するという事だ。一つ一 つに感謝が溢れる。 今ある恵みはすべて神が与えて下さったもの。まず感謝の無い態度を悔い改めよ う。今一度しっかり神の与えて下さっているものに目を向け、受け取り直そう。 ・・・・・・・・・・・・・ 感謝が失せると、肉が出て来て不満タラタラだ。与えられているものの、有り難 みが、かけがえのない、大切さがわからない。見えない。今一度、一つ一つ感謝 を献げよう。喜びが来て、決して当たり前でなく、神の大きなご愛だと見えて来 る。