2011年06月04日(土)

「すべての事について感謝しなさい」Tテサロニケ5:18



ある本にこんな内容があった。サタンが倉庫を持ち、人々の心に蒔く「種」が
色々保管されていた。一番大量にあった種は何だろう。それは「失望」という種
だった。この種が一番多くの実を結ばせると。この種が一番効果的で、簡単に
人々を神から離せる。これを蒔きさえすれば、後は放っておいても勝手に育つ。

しかし、この種がある場所だけに絶対に効き目がない事を、サタンは認めた。幾
ら蒔いてもダメだった。「それはどこの場所か」に「感謝する心」とサタンは答
えた。「失望、落胆」が信仰者にとって、最大の敵だ。落ち込ませて、気力を失
わせてしまえば、大成功である事をサタンは知っている。

逆に「感謝」のある所、サタンは働けない。サタンは足場を崩してしまう。良い
事だけでなく、不都合な事も「すべての事について感謝」する事は力だ。一見
都合の悪い事は、悪い事ではない。そこから逆転、素晴らしい祝福に繋がってい
る。

ある人が苦しい辛い状況に、御霊から教えられ、「感謝しなさい」を実践した。
とにかく感謝して、状況は最悪だが、神を見上げ信仰による感謝を続けた。する
と、心に変化が起きた。「なぜ、こんな事が?」「なぜ、私に?」「主は助けら
れるのに、なぜ、助けてくれない?」の思いが消えた。

状況は変わらないが、心に静かな平安が臨んだ。やがてその事態は進展し、導か
れて行った。サタンの罠にはまらず、感謝を選ぼう。これは選択だ。

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感謝する時、みわざが起きる。状況と自分しか見ていない目が、主に向く。主に
向いた途端、自分が変えられる。御言葉が次々思い浮かび、ご計画がある事、益
とされる事、愛されている事、待ち望む事・・そちらに目が向き、我に返れて、現
状に主を認めて行ける。