2001年12月05日(水)

「そのとき、いちじくの木は花を咲かせず、ぶどうの木は実をみのらせず、オリーブの木も実りがならせず、オリーブの木も実りがなし、私は主にあって喜び勇み」(ハバクク3:1)


     ある農家が不作で大変な経済状態
だった。何とか作物がよく育つよ
うに願っていたが、その年は雨が
非常に少なく、数週間の干ばつが
続いた。かなりの作物が枯れてし
まった。農夫は雨を降らせて下さ
るよう、作物が守られるよう祈り
続けたが、干ばつが続いた。彼は
ますます悪化する状況に神を疑い
始めた。本当にみこころにかけて
いて下さるのか。本当に祈りを聞
いてくださるのか。この困窮を神
はどう思っておられるのか。神は
本当におられるのか、との思いに
まで行った時、神は御言葉を通し
て語って下さった。ハバククは何
もかも、すべてを失っても、私の
救いの神にあって喜ぶと言った。
はっと我に返り、神に焦点が合わ
されたのだった。信仰とは状況で
なく、どこまでも神と自分の関係
である事。その関係から離そうと
するサタンの誘惑であった。