2012年06月04日(月)

「狐には穴があり、空の鳥には巣があるが、人の子には枕する所もありません」ルカ9:58


三種類の主に従おうとする人々が出て来る。一人目は、神に全面的に従います、何でもし、どこへなりとも行きますと言った。しかし、主は狐には穴、空の鳥には巣があるが、安心して住める家さえ無いと言われた。苦労があり、大きな犠牲が伴う。喜びと同時に苦難もあり、それなりの覚悟と決心が必要だ。中途半端な気持ちで、楽な道だと思っていれば、こんなはずではないと、すぐに挫折する。

二人目は、神からの明確な示しがあるに関わらず、ぐずぐずしている。優柔不断であり、従おうとは思うが、その前にあれこれをしてと、結局従う事の無期延期だ。最終的には従わないまま終わる。御霊の示しに、即、従わないで、常に言い訳や弁解をし、結局従わないまま終わる。

三人目は、主に従おうと思い、心を定め、決心していた。しかし、前進しようとしながら、後ろを振り返る。捨てたつもりのものに未練タラタラだ。断ち切る事が出来ない。その未練は神の国にふさわしくない、と言われたが、捨てるべきものへの執着がどうしても断ち切れない。結局従えないまま終わる。

主に従わせないよう、妨害してくる様々な誘惑、攻撃、かせがある。様々な方面から誘惑と攻撃がある事を踏まえ、従えるように祈ろう。主に従おうとする時、必ずサタンと肉の妨害が来る事を覚えていよう。
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主に従おうとする時、自分の利益や自分の理想、強い自我などで何もかも捨てて従えない自分を発見する。この先どうなる事かと不安も来るが、弱さも誘惑も妨害もその都度主に渡しながら、今日の一日を、まず従い歩もう。