2012年12月05日(水)

「人を恐れるとわなにかかる。しかし主に信頼する者は守られる」箴言29:25  


              
私たちはどんな時に、幸せになったり、落ち込んだりするだろう。他の人の態度や言葉、自分がどのように評価されているかによって、幸福な気分になったり、心が暗くなり、沈んだりしていないだろうか。そうなら、自分の幸せが他人によって左右されている事になり、他人次第という事になる。

もし、人にちょっと批判されたなら、ひどく心乱され、敵対心を抱いてしまう。人に反応して、人によって生きている事になる。「人の語る言葉にいちいち心を留めてはならない」人の評価に価値を置いているから、人を恐れる。まず、そんな自分を認めて、人の言葉や態度で、一喜一憂する事を止めて、自分のなすべき事を忠実に行なってゆくことだ。

隣人が変わった人で、挨拶しても、全く挨拶を返さない人なら、自分は自分で、相手がどうであれ、挨拶をし続けることだ。無視されたとしても、気持ち良く挨拶をし続ける。その時、いつか相手が変わって挨拶をしてくれるか、あるいは変わらないままか、それはわからない。しかし、自分自身は確実に変えられている。人を恐れずに、主の御心を行なう者へと。人依存で、人に振り回されるのでなく、自分の足で歩んで行ける。人ではなく主に、御言葉に反応して生きる者と変えられて行く。
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目に見える人の反応に動揺しそれが思い煩いになる。恐れる必要のないものを恐れていないだろうか。動揺はしても、主が側におられる。この御言葉を心にたくわえ、今日一日を歩もう。