2013年02月01日(金)

「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ」マタイ19:19


ある人が、職場で、経歴があり、人々の指導に当たって来た。そんな中、体調を崩し、入院手術という事になり、しばらく休暇を取った。治療を終えて職場に復帰した時に、自分の代わりに、別の人が配属になっていた。忙しい職場であり、人手が必要だった。最初は、有難く感謝したが、しばらくすると、職員が皆、彼女の方に集まり、彼女を中心に仕事が回っている事を見て、こんなはずでは無い思いが湧いた。

妬ましく感じたのだ。自分はもう必要とされていないのではないか。どうして?自分のほうがベテランで、仕事がうまくできるのに。仕事をよく知っているのに、後から来た彼女が何で?嫉妬や怒りの感情で、心が辛くなった。顔にも態度にも出さないが心の内は悶々状態の、苦しい日々が続き、主の御前に静まった。

心を打ち明けて、妬みや怒りも認めて、祈った。苦しみから解放して下さいと祈った。「彼女の祝福を祈りなさい。彼女を祝福してあげなさい」という声が聞こえた。祝福できない、しかし苦しい。「祝福できません。でも、そうできるよう助けて下さい」と祈った。「できません、〃でも、助けて欲しい」と祈り続けていると、とうとう「彼女を祝福して下さい」と祈れた。その時、心が解放されて、平安と喜びで一杯になった。祈りが聞かれた。
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できないことをできないと主に助けを求めると、不思議に何かが変えられる。御霊の助けだ。主の言われる愛は自分にはないが、御霊の導きに素直に従いたい。