2014年05月04日(日)

「人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているな ら、そういう人は多くの実を結びます」ヨハネ15:5



私たちの悩みは、対人関係に関する事が多い。職場でも、仕事自体
より対人関係で悩むと言われている。しかし、その人間関係の中で、
私たちは砕かれ、練られ、成長して行く。御霊の実を結んで行く。

人から批判されたり、悪口を言われたりする。それは思い当たる所
があったり、又、理不尽だったりする。人から面と向かって非を指
摘された時に、カチンと来るだろうか。どう言い返そうかと、怒り
でいっぱいになるだろうか。

しかし、対人関係において、反応する自分に、自分の真の姿が照ら
し出される。人里離れた山の中で、一人暮らしをしていて、自分は
愛深く、寛容で、親切で、忍耐があり、自制があり・・と思うのは簡
単だ。誰とも摩擦がないし、関わりを持たなくてよい。ところが目
の前に人が来た時に、試される。本当の自分があらわになる。

自分に愛がないこと、寛容もなく、忍耐も、自制もないことを知る。
相手から言われた言葉にカチンと来て、ムカッとするなら、愛が無
い。しかし、目の前に、相手が送られなければわからない。何もな
い時、自分は愛深いと信じている。しかし、目の前の苦手な難しい
相手が、自分を成長させ、成熟させてくれ、御霊の実を結ばせてく
れる。

嫌な相手を通して、いかに自分に愛が無いかを教えられる。まずそ
れを認める事から祝福が始まる。愛が無いと認める者にのみ、主が
愛を与えて下さる。

・・・・・・・・・・・・・
難しい相手を通して、自分の本当の姿を照らし出される。いかに愛
が無いかを知る。しかし主の愛は変わらず、愛の無い自分を愛して
いて下さり、主からの愛を与えて下さる。「御霊の実は、愛・・」御
霊の実を結んで行く。