2014年10月05日(日)

「それは人にはできないことです。しかし、神にはどんなことでも できます」マタイ19:26



信仰生活の中で、人に対する憎しみ、妬み、裁く思いが出て来ると、
こんな事を思ってはならないと、クリスチャンがこんな思いを持つ
べきではないと、その思いを抑え込み、心の奧に封じ込めようとし、
また、とがめが来るので、思わなかった事にしてしまおうとする。

そして、思ってはいけないと、思っていることで、自分は良い人間
という事になる。だが、抑え込んだその感情は、必ずたまりにたま
って、いつか爆発してしまう。一つ一つを、主に告げて行くことが
大切だ。抑え込んでしまうと、否定的な思いは、無いことにして自
分を欺いてしまう。

しかし、一つ一つ心の思いを告げて行くと、自分は人を憎んでいる、
妬んでいる、敵対心を持っている、又、思い煩っている、不安だ、
恐れている・・自分の内側を認識できる。そして、問題が見えて来る
ので、悔い改めることができるし、祈りに持って行ける。

又、御霊により御言葉が示される時、「実行するなんて無理」「出
来っこない」の思いが来て、示された御言葉を捨ててしまう。ある
人は、ずうっと長年そうしていた事に気づきが与えられた。御言葉
と共に、肉の思いが来て、無意識にそうしていて気づかなかったと。

「無理です」「できません」と、その思いを、まず主に持って行っ
た時に、変えられて行った。「出来ません〃」「助けて下さい」と
現状を認めて祈っていると、不思議だが、御霊が出来るようにして
行って下さる。

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心で悪い事を様々思うが、態度にも言葉にも出さないのだから、む
しろ良い事で、良い人間と錯覚してしまう。対人より、自分に自分
が欺かれてしまう。自分は変わらず、成長が無い。自分の思いを主
に祈って行く時に、心が守られ、主が働き成し遂げて下さる。