2014年12月04日(木)

「ご覧なさい。あなたはみごもって、男の子を産みます。名をイエスとつけなさい」ルカ1:31



マリヤに、突如、御使いガブリエルが現れ「おめでとう、恵まれた
方・・」と語りかけた。突然の事に、マリヤがひどく戸惑っている
と、「あなたはみごもって、男の子を産みます」との言葉。驚いて
「どうしてそのような事が」に「聖霊があなたの上に臨み、いと高
き方の力があなたをおおう」と。

「聖霊によって」と答えられた。そして「神にとって不可能なこと
は一つもない」と。マリヤが選んだ事ではなく、主がマリヤを一方
的に選ばれた。そして用いようと計画された。主の主権によること
だ。マリヤは、その時には、はっきりと明確な意味はわからなかっ
ただろう。

クリスチャンを迫害し、次々と死に至らしめていたパウロが、突然、
天からの光で地に倒され主の御声を聞いた。その時も、よくはわか
らなかっただろう。しかし、異邦人伝道のための器として、主の偉
大な計画が備えられていた。

マリヤは、先の先までわかったわけではないが、「私は主のはした
めです。おことばどおりこの身になりますように」と、自分を用い
ようとされているのであればと、身を委ねた。ヨセフはどう思うだ
ろう、この結婚はどうなるのだろう、自らの幸せは?世間体は?何
もかもを主に任せた。

そのマリヤは、主の栄光のために用いられた。「どうしてそのよう
な事が」と足踏みしているだろうか。「神に不可能は無い」との言
葉を信じて御心に一歩踏み出そう。
-------------
主の十字架による救いも、初めて聞いたときは「どうしてそのよう
な事が」の驚きだった。栄光が現れることは感謝でも、自分は関係
ないと諦めていることはないだろうか。主を信じ、疑わずつぶやか
ず従って行こう。