2015年02月02日(月)

「兄弟たちよ。あなたがたはイサクのように約束の子度もです。しかし、かつて肉によって生まれた者が、御霊によって生まれた者を迫害したように、今もそのとおりです」ガラテヤ4:28




主はアブラムに、アブラムから生まれて来る跡継ぎを与えると約束
された。そして子孫は天の星のようになると。しかし見えるところ
一向にその気配は無く、サライは自分が子供を産めないので、奴隷
ハガルによって、子をもうける事をアブラムに提案した。アブラム
はサライからの申し出であったので、そのようにした。

これは人間的な思い、アイデアであった。しかし、御霊によらない、
肉の思いであって、肉の行為は、必ずトラブルと悩み、問題、混乱
を生み出す。自分にとどまらず周囲にも害が及ぶ。子供をみごもっ
たハガルは高慢になり、女主人であるサライを見下すようになる。
するとサライは、ハガルをいじめ、ハガルは逃亡することになる。
そこで主が介入された。

ハガルは奴隷であって、自分で選択不可能な立場にあった。その事
には責任は無いが、しかし自分の態度には責任がある。肉の判断に
よる行ないは、必ず問題を生じる。まず祈らなければ、人の人間的
な意見は、しばしば罠になる。人間的にこれは最善と思える方法が、
神の方法ではない。

肉の判断、肉の行動、肉の結実への警告だ。まず祈り、神の判断、
神の方法を求めよう。サタンは非常に急かせて、焦らせる。早く結
果が欲しいので、そのところに働き、肉の行ないに誘惑する。神は
必ず導かれる。肉で動かず、御霊の導きをじっと待ち望もう。主が
成し遂げられる。
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自分にとっていま何が有利で、いま何をするべきかと、肉の判断は、
狭い視野の中で簡単に間違った答えをだす。神の御心はどこにある
のか、よく祈って導きをまとう。