2015年10月05日(月)

「心に植えつけられたみことばを、すなおに受け入れなさい。みことばは、あなたがたのたましいを救うことができます。」ヤコブ1:21




ある人は、「わたしの目には、あたなは高価で尊い」という御言葉
をよく耳にしていて、知っていた。しかし、全く心に響くことがな
かった。聞いてはいるのだが、スルーしていた。振り返ってみる時
に、自分が高価で尊いなどと有り得ないと思っていた。そして、そ
んな事はない、高価で尊いはずがない、信じられないと、決して受
け入れていなかった。

むしろ否定し、拒んでいた。だから、恵みの御言葉も、何も感じず、
喜びも無かった。だが、受け入れていない事にも気づいていなかっ
た。自分では、拒否している気は無く、むしろ御言葉を聞いている
つもりなので、全く気づかなかった。しかし平安も喜びも無く、自
分が変わらない事を考え、祈った時に、御霊が気づかせて下さった。

悔い改めて、真実な神の言葉、命の言葉である事を覚え、「感謝し
ます」と受け入れた。その時から、自分が変えられて行った。喜び
が与えられ、感謝が湧いた。私たちも、自分が受け入れ難い御言葉
を、又、都合の悪い御言葉を、実は捨ててしまっていないだろうか。
受け入れておらず、それにも気づいていない。

今、主に、語りかけられていながら、素直に受け入れていない御言
葉に気づくだろうか。ないがしろにしている御言葉があるだろうか。
「すなおに受け入れなさい」。そう出来るよう祈ろう。たましいを
救うことができる御言葉だ。
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御言葉に自分の価値観が重なり、目が塞がれてしまう。あなたは高
価で尊い、いつも喜んでいなさい、と御神の約束は溢れているのに。
今一度、柔らかい心ですなおに受け入れられるよう祈ろう。