2002年06月04日(火)

「また、なぜあなたは、兄弟の目の中のちりに目をつけるが、自分の目の中の梁には気がつかないのですか」(マタイ7:3)


 あるバイブルクラスで、「赦し」について
語り合いの時を持った。7度を70倍するま
で許す事、主が赦して下さったように赦す事
を学び、自分達の経験から色々な思いを語り
合った。ある人が自分の見解を語ると、別の
人が違う見解を語った。
すると、反発が起こり議論になってしまった
それぞれの考え方があり、互いに譲れず何と
言い争いになったのだ。集会は終わったが、
皆が後味の悪い思いで帰って行った。
神は実際的な事で試され取り扱われた。
赦しについて学び、語り合いながら、互いに
裁き合っていたのだ。自分達の姿を露呈して
しまったのだ。口では神の愛、互いに愛する
事、赦し合う事を言いながら、実際の行いで
は、そうではない事をさらけ出す。
神は私達の本当の姿を見ておられるが、自分
が知らない。神が見ておられるように見れる
ように。