2017年06月04日(日)

「私たちすべてのために、ご自分の御子をさえ惜しまずに死に渡された方が、どうして、御子といっしょにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがありましょう」ローマ8:32


ある人が、試練に次ぐ試練で、苦しみが余りにも大きく、もう自分
には耐えきれないと、まさに許容量オーバーになり、現実逃避に走
った。もう限界とばかり、とにかく苦しい現実から逃げ出したくて、
何もかも置いて、車で当てもなく走って走り続けた。何も考えたく
なかった。家にも帰らないつもりだった。

ひたすら走っていると、何と御言葉が臨んで来た。「ご自分の御子
をさえ惜しまずに死に渡された方が、どうして御子といっしょにす
べてのものを、私たちに恵んで下さらない事がありましょう」、御
子を与えるほどに愛しているから、この必要、あの必要、すべて満
たすと。その御言葉は、幾ら逃げても〃、追いかけて来る。

どんどん御言葉が大きくなり、迫り来て、御言葉に捕らえられ、と
うとうギブアップした。「神様、ごめんなさい」とUターンして、
帰宅した。そして主は、心の必要、物質的必要、すべてを豊かに満
たして下さり、主の大きなご愛を身をもって体験したと。

主は、何があっても、私たちを諦めずに、どこまでも追いかけ捕ら
えて下さる。御子を下さったお方が、物質的必要を下さらないわけ
がない。心の糧、必要、癒しを下さらないはずがない。神は良くし
て下さり、良いものを与えて下さる。今、もし苦しみの中にいるな
ら、ご自分の御子をさえ惜しまずに死に渡された方が、その必要を
満たして下さる事を信じよう。