2001年01月03日(水)

「この時代は悪い時代です。しるしを求めているが、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられません」 (ルカ11:29) 

ある人が言った。「神が何か明確なしるしを見せて下さったら神を信じるのになあ。例えば、突然大金持ちになるとか」彼は冗談で言ったが、このような態度は一般的だ。
しかし神はご自身の存在を証明するのに、このような軽薄な挑戦には応答されない。イエスの時代の、多くの人達は明らかな軌跡にも関わらず、イエスをあくまで拒否した。イエスは天からのしるしを求める彼らの傲慢な侮辱的な要求を拒絶された。真の問題は証拠がない事ではなく頑固に信じない彼らの心の態度だ。
今もこのような不信仰がはびこっている。自然界の証し、良心の証し、キリストの生涯がすでにあり、信者の生活に聖霊の働きがある。これ以上何を求めるのか。信じようとしない罪だ。御子を信じ、より頼み、従う事だ。
そうするなら心のうちに確信が与えられしるしが不要になる。