2002年07月03日(水)

「ひとりのサマリヤの女が水をくみに来た。イエスは「わたしに水を飲ませてください」と言われた」(ヨハネ4:7)

イエスは井戸のかたわらに腰を
下ろし休んでおられた。そこへ
サマリヤの女が水をくみに来た。
ユダヤ人はサマリヤ人とは付き
合いをしなかった。しかし、主
はこの女に「水を飲ませて下さ
い」と頼まれた。この箇所で、
「受ける」という事を教えられ
る。私達は「与える」事につい
てはよく教えられ、気に留める。
「受けるより与えるほうが幸い」
の通りに。しかし、気持ち良く
「受ける」事を学ぶ事も大切だ。
自分で出来るから大丈夫と、親
切な手助けの申し出を断ってい
ないか。相手に迷惑をかけくた
くないとの思いが強くなり過ぎ
て、相手の好意や愛情を拒否し
ていないか。愛情の受け手にな
る事も必要だ。感謝して受ける
事を神は喜ばれる。又、相手に
も与える機会が提供される。頑
なな心で拒んでいないか。又、
余計な遠慮はないか。感謝して
受けることを学ぼう。