2017年10月05日(木)

「ぶどう酒がなくなったとき、母がイエスに向かって『ぶどう酒がありません』と言った」ヨハネ2:2



カナで結婚式が執り行われていた。そこに主が出席されていた。弟
子たちも主の母マリヤもいた。その結婚式の最中に、ぶどう酒が無
くなってしまった。当時の結婚式に、ぶどう酒は無くてはならぬも
のだった。結婚式では、人々はぶどう酒を心行くまで飲み干し、結
婚式を喜び楽しんだ。

途中で無くなるなど、あってはならぬ事態で、花婿花嫁の顔は丸つ
ぶれだ。心配したマリヤは、すぐ主のもとに行き「ぶどう酒があり
ません」と告げた。私たちはどうだろう。不安な事態が起きると、
思い煩いに落ち込むだろうか。

不安と恐れにさいなまれ、心が真っ暗になるだろうか。また、何と
かしなければと、即、動き回るだろうか。あるいは周囲を巻き込ん
で、騒ぎ立てるだろうか。マリヤのように、思い煩うのでなく、騒
ぎ立てるのでなく、動き回るのでなく、すぐに主のもとに行こう。
祈りに持って行こう。

結果的に、主はみわざをして下さった。主は時を備え、主が解決へ
と導いて下さる。マリヤは主を信じ、委ねた。だから手伝いの人々
に、主の言われる通りにするようにと告げた。主が御心を成し遂げ
て下さると信じた。最高のぶどう酒が振る舞われた。

今、目の前に極めて不安な事態があるだろうか。思い煩わず、動き
回らず、まず主のもとへ持って行こう。そして主の委ね、信じて待
とう。主が動き、働き、みわざをして下さる。
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最悪の状況では最悪のシナリオしか浮かんで来ないだろう。そこで
主を呼ぼう。いく度も最悪の後に主の助けを得てきた。悩み動く前
に主を呼び祈ろう。