2018年06月04日(月) 「しかし、私は絶えずあなたとともにいました。あなたは私の右の手をしっかりつかまえられました」詩篇73:23
「しかし、私は絶えずあなたとともにいました。あなたは私の右の手をしっかりつかまえられました」詩篇73:23
記者は、悪者が栄えるのを見て、落ち込んだ。彼らは楽しそうで、 豊かで肥え太っていて、何の苦しみもなさそうだ。悪者は安らかで、 富を増している。それに引きかえ、自分は惨めで、苦しみばかりで、 何のよい事もない。虚しく心をきよめている。 この足はたわみそうで、歩みは滑るばかりだ。どうして神を信じな い者が栄えるのかと。不平不満で一杯だ。その彼が、神の聖所に入 り、光が与えられた。実は彼の不満や妬みや愚痴や、様々な悩みの 原因は、「神の近くにいなかった」ことによると悟ったのだ。神の 近くにいることが幸せなのだと。 本当の問題は、様々な事柄や状況ではなく、自分と神との関係だっ た。それが信仰にとって根本的なことだ。私たちも同様だ。愚痴や 不平で、人への妬みで一杯になる時、イライラ状態の時、本当の問 題はその状況でなく、自分と神との関係だ。神から離れているから、 平安無く、喜び無く、心が荒んでイライラしている。 それに反して、神と親しい交わりの中にいる時、状況がどんなに波 風逆巻いても、大暴風雨の中でも、心は霊の喜びと平安に守られる。 神の近くにいる事が平安であり幸せであり、問題が問題でなくなる からだ。一番大切なことは、神との関係だ。今、神との関係はどう だろう。神から離れていたなら、すぐに立ち返ろう。 父親が放蕩息子が帰る事を何より喜んだように、御父は喜んで下さ る。神と交わって行く時に平安が戻る。そして、状況に関係なく、 どんな中でも、幸せであることができる。御翼の陰で、神により心 が満たされるからだ。 ------------ 外にある悪は、私たちが神に繋がり、そのご愛に包まれているなら、 全ては神を通って来ていると悟らせてくださる。絶えず神に叫び、 神と語ろう。耳も心も神の知恵に守られる。