2021年06月04日(金) 「エリシャは、彼に使いをやって、言った。『ヨルダン川へ行って七たびあなたの身を洗いなさい。そうすれば、あなたのからだが元どおりになってきよくなります』」U列王5:10
「エリシャは、彼に使いをやって、言った。『ヨルダン川へ行って七たびあなたの身を洗いなさい。そうすれば、あなたのからだが元どおりになってきよくなります』」U列王5:10
ナアマンは、らい病を患っていた。捕虜の少女の進言により、らい 病をいやしてもらうために、エリシャを訪れる事になった。しかし 将軍自ら訪ねているのに、エリシャは会う事もせず、使いの者に伝 言したのだ。ナアマンはプライドをひどく傷つけられた。ましてや、 厳粛に手を置いていやのではなく、ヨルダン川で七回身を洗えと。 それを聞いて、ダマスコにもっと良い川があると怒った。王から重 んじられている自分が、こんなにも軽く扱われた事に、傷ついたの だ。主はこのナアマンのプライドをご存じで、エリシャを通して、 砕こうとされた。自分はいっぱしと思い、人よりはかなりましと思 い、自分の思いに神を従わせようとする態度は、どうだろう。 人間のプライドは、神の恵みと相容れるところが全く無い。主はナ アマンに、真の救いと真の癒しを与えるがために、あえて通された。 彼のプライドが取り扱われた。しもべ達がナアマンに言った。難し い事なら、プライドが保てた。しかし簡単で、人々の目にさらされ る状況にプライドが許さない。 だが、言われる通りしてみたらいかがかと。ナアマンは耳を傾け、 プライドを捨てて従った。すると癒された。あなたも今、プライド を捨てて、御言葉に従うように促されていないだろうか。 ・・・・・・・・・・・ 神の命じておられる方法はただ信じて従うだけだ。何と不思議な方 法だろう。傲慢な心には絶対にわからない。妨げる自我を捨てて、 主の御言葉に従おう。