2021年07月05日(月)

「気をつけて、静かにしていなさい。恐れてはなりません・・心を弱らせてはなりません」イザヤ7:4



ユダのアハズ王の時、アッシリヤの脅威があった。アラムと北王国
イスラエルはアハズに同盟を求めるが、アハズがそれを拒んだため、
ユダに攻撃をしかけようとした。この時、アハズ王とユダの民は恐
れて「王の心も民の心も、林の木々が風で揺らぐように動揺した」。
しかし、イザヤは、主から言葉を受け、「気をつけて、静かにして
いなさい。恐れてはならない。心を弱らせるな」と。

静かに主に頼るように、それは起こらない、あり得ない、落ち着い
ているようにと語る。だがアハズ王は、イザヤによる主の言葉に従
わず、主の言葉を退け、アッシリヤに頼り、援助を求めに走る。ア
ラムも北王国もアッシリヤによって、滅ぼされる事になるが、しか
しユダも滅亡への道をたどる事になる。

私達はどうだろう。揺らぎ動揺する、突然の事態が起きた時、どう
だろう。アハズのようにパニックになり、主から離れて、肉の知恵、
方策に頼り、方向違いに走るだろうか。今、動揺する事態が目の前
にあるだろうか。主の言葉はこうだ。「気をつけて、静かにしてい
なさい。恐れてはなりません。この事態に心を弱らせてはなりませ
ん」恐れないで、主を信ぜよ。

「信じなければ、長くたつことはできない」。まず慌てないで、静
かにすることだ。とにかくまず動かないで、落ち着こう。主が進む
べき道を、御心を示して下さる。主が示された道へ進もう。そこに
救いがある。 
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見えている状況が確かかどうかもわからない。風で揺らぐように動
揺するが、戦いは御前でなされている。心を静めて主の守りの御手
を信じよう。その心を主は見てくださっている。