2022年04月04日(月) 「肉の思いは死であり、御霊による思いは、いのちと平安です」 ローマ8:6
「肉の思いは死であり、御霊による思いは、いのちと平安です」 ローマ8:6
肉に従う者は、肉的なことを考えており、御霊に従う者は御霊に属 することを、ひたすら考えていると。肉的な考えとは、自我から来 る、あらゆる自己中心的な考え、自分の栄光、自分の栄誉、この世 の価値観だ。もし礼拝に出席し、多くの奉仕をしていたとしても、 自分のために、自分の誉れ、栄光のためにするなら、それは「肉的 なこと」だ。 又、「御霊に属すること」とは、主に喜ばれる事、主に従う事、御 名が崇められ、主の栄光が現れる事、主の事を考えている事だ。そ こにはこの世の喜びでなく、御霊の喜びと平安がある。感謝があ る。 私たちは自分の感情は、コントロール出来ないと言われている。 心はちょっとした事で乱れ、思いはどこまでもさまよう。どうすれ ば良いのか。御霊に自分の心を明け渡して行く事だ。御霊の領域が 拡がり、私たちは意志を向ける時、御霊が力を与えて下さる。 ある人々は、喜びと幸福感をもって、歩んでいる。又、いつも愚痴 と不平不満の人々もいる。どこが違うのか。 喜びのある人は、恵みを数え、感謝と喜びに目を向け、考えている 人であり、愚痴ざんまいの人は、絶えず無いものを数え、周囲と比 較し、不満に目を向けている人だ。環境は関係がない。環境が原因 ではなく、その人の思いがどうかだ。 いつも恵みを数え感謝している人は、幸福だ。周囲にも恵みを蒔 き、 伝染させる。何に目を留め、何を考えているかで、生き方が決まっ て行く。主を仰ぎ、御言葉に、讃美に目を向けていよう。苦しい時 には、ありのままの気持ちを祈ろう。 -------------- 外からは見えなくても、問題が起きるとすぐに肉は正体を現す。肉 に引きずられやすい者だからこそ、肉を悲しみ御霊を選択していこ う。恵みを喜んで歩もう。