2024年02月02日(金)

「イエスは言われた。『まことに、あなたがたに告げます。あなた がたのうちひとりが、わたしを裏切ります。』」マタイ26:21



「ユダにサタンがはいった」とあり、サタンはユダに入り、主を裏
切ろうとする思いを入れた。ユダはその思いを受け入れ、同意し、
サタンの思い通りに、主を裏切ってしまった。サタンはユダの意志
を無視して、勝手に入る事はできない。自動的に、人に入るわけで
はない。ユダがサタンに心を開き、受け入れた結果であった。

ユダのメシヤ観、価値観が、主とは相容れない事が、段々と明らか
になって来たのだろうか。又、「彼は盗人であって、金入れを預か
っていたが盗んでいた」とあるように、ずっとサタンに足場を与え
続けていた。主は、ユダに、何度も悔い改めの機会を与えておられ
た。

主は「あなたがたのうちひとりが、わたしを裏切ります」と言わ
れ、「まさか私のことではないでしょう」と言ったユダに、「そう
だ」と言われた。弟子たちに、あなた方は全身きよいが、皆がそう
ではない、とも言われた。主の愛による、悔い改めの促しにも、ユ
ダは応じなかった。主を裏切った後も、悔い改める事はなかった。

悔い改めは非常に重要だ。どんな罪も悔い改めるなら、帳消しにさ
れ、完全な赦しが与えられる。何という驚くべき恵みだろう。罪を
軽く見て、見くびってはならない。サタンに足場を与えてしまう。
日々、これぐらいどうって事ないと、おろそかにしている罪はない
か。聖霊が悔い改めを促しておられないか。

罪を重ねて行くと、やがて取り返しのつかない重大な事態に至る。
日ごとに、御霊に心を探って頂き、悔い改めよう。罪はことごとく
赦され、平安にされる。悔い改めて行く時、足場を崩してしまい、
サタンに足場を与えない。
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自分の罪にはどこまでも甘くなかなか認められない。御霊を通して
示されているなら悔い改められるように祈ろう。出来る、出来ない
ではなく祈ろう。主は弱いままで支えてくださる。