2024年08月04日(日)

「ここで、私たちは兄弟たちに会い、勧められるままに彼らのとこ ろに七日間滞在した。こうして、私たちはローマに到着した」使徒 28:14


パウロは、宣教のためにローマ行きを、主から示されていた。エ
ルサレムでと同様に、ローマでも証しをするようにと。だが、第3
次伝道旅行の後、エルサレムで、「除け。生かしておくべきでない」
と、人々に殺されそうになり、大騒動になった。その結果、投獄と
なり、ローマ行きは、絶望的に思えた。

しかし、監禁により、逆に暗殺者から守られる事になった。実の
無い裁判に見えたが、それは、総督のペリクスやフェストに証し
をする機会となった。又、丁度、そこにアグリッパ王が総督フェ
ストに会いに来たため、王にも福音を語る機会となった。そして
パウロは、ローマ皇帝に上訴したため、これがローマへの道を
開く事となった。

パウロの思いとは異なり、囚人としてローマに向かう事になった。
その船が大嵐に会い、幾日も激しく翻弄され、死に直面する大変
な事態となった。だがパウロは、必ずカイザルの前に立つとの、
主の言葉を信じきっていた。船は座礁したが、全員が板や物に
つかまり、岸に辿りついた。「こうして、私たちはローマに到着した」。

パウロは、主の言葉通りローマに着き、福音を伝えた。何があっ
ても、どんな障害があっても、主は、必ず御言葉を実現される。主
が語られた事は100%成就する。あなたは今、途上の紆余曲折の
苦しい中にいるだろうか。「こうして、ローマに到着した」。必ず、あ
なたに約束された主の言葉は成就する。信じていよう。そうできる
よう祈ろう。忍耐が与えられるよう祈ろう。

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主の言葉は必ず成就する。パウロは思いと違って、囚人として
であったが、御言葉が実現した。自分の思いと違う形で、約束
の言葉が成就しているかも知れない。見張っていたい。