2024年11月04日(月)

「モーセはヨシュアに言った。『・・出て行ってアマレクと戦いなさ い・・』ヨシュアはモーセが言ったとおりにして、アマレクと戦った ・・アマレクとその民を剣の刃で打ち破った」出エジプト17:9


アマレクが出てくる。アマレクは「肉」を表わし、肉は信仰に歩む
中で、私たちを攻撃し、戦いを挑んで来る。その背後に悪魔がいて、
主から離そうとする。自力ではこの強敵は、どうしようもない。し
かし主イエスが十字架で死なれた時に、この肉も十字架につけられ
た。

私たちが新生以前は、「自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むま
まに行ない」、この肉のままに生きて来た。しかし新生した時に、
新しい命が与えられ、新しい性質が入って来た。その新しい性質は、
肉と正反対で、主を喜び、主に従おうとし、罪を悲しみ、憎む。そ
れため信仰者には、今までに無かった新しい心の願いがある。罪を
悲しみ、主の御旨を喜び、行いたいと願う。

信仰者は自動的に肉を退け、御霊に従い、御心を行なうのではない。
オートマチィクではない。自動的にはそうならない。御霊に従うか、
肉の望むままに流されて生きるか、私たちの意志、選択、決断がか
かっている。だから「出て行って、アマレクと戦いなさい」と言わ
れている。

主がすでに勝利を与えて下さっているから、御霊に従い、拠り頼む
時、勝利する事ができる。肉をそのままにし、放任しているなら、
新生した後もずっと肉によって歩む。肉が出て来る時、「自分には
出来ません。助けて下さい」と主求めるなら、主が助けて下さる。
自らの無力を認めて祈り頼む時、主が助けて下さる。御霊に従える
ようにして下さる。
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御霊によって肉の思いに気づかされる。何度も教えてくださる。肉
に従わず、御霊に従えるように祈ろう。出来る出来ないは問題では
なく、祈りによって主に頼ることが大切だ。