2025年11月04日(火)

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げて くださる」詩篇37:5



信仰生活の中で、しばしば自分のプランと主のプランが、異なる事
に気づかせられる。主のご計画がある事はわかるのだが、自我は強
く、自分の強い思いがどうにもならない。自分のプランこそが、ベ
ストだと思ってしまう。主のご計画が最善であり、御心が成ります
ようにと、委ねて行くことが良いと、頭ではよくわかる。だが、自
分の思いを手放せない。強固な肉の性質がある。

ある人が証しした。専門的な才能があり、他社からスカウトされた。
才能が認められた事は嬉しかった。だが丁度、夫婦で救われ、喜ん
で教会に通っていた時だった。学びと良い交わりがあり、教会生活
は非常に楽しかった。教会は離れたくない、しかし仕事は魅力的だ、
どうすれば良いのか。悩み、牧師にも相談し祈ってもらった。

すると牧師は転職に反対し、今はとどまり、ここでまず信仰の土台
を築かれるのがよいと。しかし高給と才能が発揮できるという、誘
惑に負けてしまったと。自分たちの思いで進んでしまい、結果、仕
事は高度で、ハードさに心身消耗し、いつしか教会から足が遠のい
てしまった。平安の無いまま生活し、痛い刈り取りだった。

しかし主のあわれみは尽きず、後に立ち返らせて下さった。まず自
分の思いを明け渡して、主のプランに従えるよう祈ろう。それが真
の喜びと平安、祝福の道だ。そうできるよう、助けを求めて祈ろう。
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自分の思いが先にあり、祝福を祈って動いてしまう。まず自己都合
ありきではないか、立ち止まり祈ってみよう。主に委ねていこう。
主が何をしてくださったかを、日々知っていきたい。