2003年06月04日(水)

「主はモーセに仰せられた「なぜあなたはわたしに向かって叫ぶのか。イスラエル人に前進するように言え」(出エジプト14:15)

          
モーセに導かれて、イスラエルの民は出エジプトを果たしたが、パロが追跡して来た。パロの戦車と軍勢は荒野で民に追いついた。民は非常に恐れて、神に向かって叫んだ。そして、モーセに向かって叫んだ。何と、エジプトにいた方が良かったと文句を言ったのだ。その時、神は
モーセに「前進せよ」と命じられた。海の真ん中の乾いた道を進み行けと。神が道を造るからと。「前進」すべき時がある。なすべき事がわかっているのに、続けて祈る事は無意味だ。神は祈りを止めて、行動に移れと言われている。人を愛する行動をしなければ、良い関係は築けない。赦しを求めて謝罪しなければ、和解は得られない。祈りの後の、次の段階は具体的行動だ。あなたはどうか。一歩進み出す時か。