2004年05月04日(火)

『イエスは言われた。「あなたがたの信仰が薄いからです・・もし、からし種ほどの信仰があったら、この山に、「ここからあそこに移れ」と言えば移るのです』(マタイ17:20)


 からし種を見た事があるだろうか。イスラエル旅行のお土産に貰った事がある。余りに小さくて驚いた。とても微小の点のようなものだった。主はこんな小さな信仰が山をも動かすと言われたのだ。弟子達が悪霊につかれた人から悪霊を追い出せなかった時に言われた言葉だ。信仰が薄いからだと言われた。祈りと断食が必要だと言われた。からし種の信仰とはどんな信仰なのだろう。いつまでたっても自分の信仰は薄いようにしか思えない。からし種の信仰とは、まず自分の無力を認める事。すべてを主に明け渡しお委ねする信仰だ。自分の無力を認めて、委ねる時、神の力が私達を通して現される。委ねるなら神の全能の力が働く。
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全幅の信頼で神様に委ねることが出来ないのは、祈りで気合いだけをいただいて、後は自分でやってみようと思っているからだろうか。本当は完全に自分が無力などと思ってはいない。神様の前に自分が出て行くなら何一つ変わることはない。