2006年07月05日(水)

「イエスは答えられた。『もしわたしが洗わなければ、あなたはわたしと何の関係もありません。』」ヨハネ13:8

主が弟子達の足を洗い始められた。ペ
テロの番になった時、ペテロはそれを
拒んだ。「決して洗わないで下さい」
と。当時、道路は舗装なく、サンダル
風の履き物だったので、足は、ちりで
汚れきった。彼には、自分の師に、ほ
こりまみれの自分の汚い足を洗っても
らうなど、とんでもない事であった。
しかし、その汚れた足とは、自分の中
の一番醜い、汚い部分、誰にも見せた
くない、知られたくない、隠しておき
たい部分の事だ。あなたにもあるだろ
うか。醜い、自分さえ良ければよい、
エゴイスティックな自分だ。普通この
世の師弟は、師に徹底して仕え、学び、
習得し、師から認めてもらえる関係だ。
しかし、主との関係は違う。主に、自
分の最も醜い汚れた部分を見せ、洗っ
て頂き、完全に赦される、その所でこ
そ、主との関係がどんどん深められて
行く。そんな関係だ。心の一番の奥底
を、主に洗って頂く事を拒否していな
いだろうか。
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日ごとに汚れた足を洗って下さる。
そこで主とつながれる関係とは何と嬉
しい感謝な事だろう。心の奥にも来て
頂いて、鍵をかけた部屋、封印した引
き出しを主に明け渡して行けるように。