2001年06月05日(火)

     「あなたがたの心の目がはっきり見えるようになって神の召しによって与えられる望みが…」(エペソ1:18)

     
 私達の祈りを振り返って見ると、目に見えるもの
や事柄についての祈りが多い。物質的な必要、車や
家が与えられるように、職場での対人関係がうまく
行くように、それらは必要であり、祈るべきだ。
しかし、パウロがエペソのクリスチャンのために祈
った時は、物質的なことではなかった。
「こころの目がはっきり見えるようになって」神の
真理がわかるように祈った。
召しによって与えられる望みがどんなものか、
聖徒の受け継ぐものがどんなものか、信者に
働く神の全能の力がどんなに偉大なものか。
これらは重要だ。霊の世界を信仰の目で見れば見る
ほど、目に見える世界の本当の姿が見える。
そして、ちりあくたである、この世のものに執着し
なくなる。目に見えるものよりも遥かに重要である。
心の目で、その豊かさがはっきり見えるように祈れ。