2006年10月05日(木)

『ペテロはイエスに言った。「決して私の足をお洗いにならないでください。」イエスは答えられた。「もしわたしが洗わなければ、あなたはわたしと何の関係もありません。」』ヨハネ13:8




主が足を洗おうとされた時、ペテ
ロはそれを拒んだ。この時代は靴
でなくサンダルのようなはき物で、
足が大変汚れた。彼はその自分の
汚い足を洗ってもらうなどと、と
んでもないと思ったのだ。それは
自分の汚い部分を人に見せたくな
い、知られたくないという事だ。
醜い部分は隠したい。誰にも知ら
れたくない。しかし、主はそこを
あらわにしなければ、何の関係も
無くなると言われた。そこでこそ、
主との関係が深められると。
私達は良いところ、出来るところ
を見せたいものだ。人に認められ
たいし、評価されたい。しかし、
主と私達の間はそうではない。
弱い、醜い、汚い部分をすべて主
に広げ、明らかにする時に、赦さ
れ、新たにされ、造り変えられて
行く。その事により主との関係が
より親密にされて行く。弱さに神
の力が現れ、強くされて行く。
弱さを隠す事が、主との関係を妨
げている。汚い足を洗って頂こう。
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正直だと思っていても、認めたく
ない汚いところを隠しているし、気
づかぬ振りをしている。いつまでも
闇の中だ。自分の汚れたところをし
っかり認め主の前にさし出そう。