2007年05月05日(土)

「立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて、信頼すれば、あなたがたは力を得る」イザヤ30:15

不安や恐れは、誰しも経験する。恐
れで一杯で、どうにもならない事態も
経験した事があるだろう。夜も眠れず、
何も手につかず、幾ら大丈夫だと思
ってもだめなのだ。心は地に足つかず
の状態で、恐れにがんじがらめにされ
てしまう。目の前にある悩み自体より、
「恐れ」に支配されてしまい、どうにも
ならない。小舟が波をかぶって今にも
沈みそうだろうか。様々な悩みがやっ
て来るが、問題が問題なのではなく、
それに向かう私達の態度が問題なのだ。
主は湖の嵐を静め「信仰がないのは
どうしたことです」と語られた。恐れの
原因は、不信仰から来る。主は「向こ
う岸へ渡ろう」と明言された。主が
そう言われたのだから、途中に何が
あろうと、渡れるのだ。弟子達は、目
の前の状況に飲まれてしまい、主も
その言葉も嵐と共に吹っ飛んだ。吹
き飛んでしまう時、必ず恐れに支配
される。「恐れないで、ただ信じてい
なさい」「心を騒がしてはなりません。
神を信じ、またわたしを信じなさい」。
今、恐れがあるなら、静まって心を主
に向けよう。そして、まず正直にありの
ままの心を認め、主に告げよう。「恐
れでどうにもなりません」と。不信仰
を信仰に変えて下さる。
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信仰人生、主が同船していて下さる。
御言葉も与えていて下さる。そこから
目を離した途端不安の大嵐だ。心の恐れを
正直に告げつつ、今一度御言葉に立とう。