2001年07月04日(水)

「正しい仕事に励むように教えられなければなりません。それは実を結ばない者にならないためです」(テトス3:14)

私達のほとんどは、地道な毎日を
送っている。日々同じ日課を繰り返
す。周囲や近所の人々、友人達を見
ても皆、そうだ。ある時は単調かも知
れない。職場に行き、仕事をこなし、
家族を養う。学生は毎日学校へ行き
勉強する。主婦は、毎日掃除洗濯を
し、食事を作る。それらの人々にと
って英雄的な行為や刺激的なものは
何も無い。ある人が言った。「一番優
れた人とは誰か。日々自分の仕事に
励む人々である。子供を起こし、朝ご
飯を食べさせ、身支度をさせ、学校
へ送り出す母親、通りをきれいにする
道路掃除人、数え切れないほどの無
名の兵士」。パウロも地道な歩みが
いかに大切かを強調した。落ち着い
て静かな生活をし、自分の家族を養
うようにと、強く勧めた。私達の大半
は、日々の日課をこなしながら生活
している普通の信徒だ。神は普通の
信徒が日々信仰によって歩み、多く
の実を結ぶようにと望んでおられる。