2008年02月03日(日)

「あなたがたは多くを期待したが、見よ、わずかであった。あなたがたが家に持ち帰ったとき、わたしはそれを吹き飛ばした・・廃墟となったわたしの宮のためだ」ハガイ1:9

主の宮が廃墟となっているのに、自分
達は板張りの家に住んでいてよいのか。
現状をよく考えよと、主が、ハガイを
通して民に語られた。多く蒔いても少
ししか収穫がなく、食べても飲んでも
飽き足らず、幾ら稼いでも穴の開いた
袋に入れるだけで、貧しく、生活が満
たされる事がないと。多くの収穫を期
待しても、僅かしかないと。「わたし
はそれを吹き飛ばした」と。「わた
し」による事だと。天は露を降らさず、
地は産物を産出しない。神がストップ
をかけておられる。なぜなら、神を顧
みず、自分中心に自分の事だけに奔走
してしたからだと。神は何かを告げた
いがために、時に祝福を差し控えられ
る。神を忘れ、自分を喜ばせるだけの
生活にある時、収穫が無いよう、事態
がうまく行かないようにされる。立ち
止まって、考えさせるためだ。行く道
をふさがれる。自分勝手な道に行く者
を懲らしめられる。それは神の愛だ。
放っておかれたなら、どうなっていた
かわからない。多くの人が、主を忘れ
て生活していたが、行き詰まったから
こそ、主のもとに戻れたと証ししてい
る。あなたも今、色々な事でギクシャ
クしているか。物事がうまく行かない
だろうか。何かが空回りしている。こ
れでよいのかと、立ち止まって考えて
みよう。優先順位は狂っていないか。
第一のものを第一にしているか。あら
ゆる祝福と平安喜びはそこから来る。
・・・・・・・・
日々の忙しさにすぐに流されてしまう。
目の前がふさがれる時、状況よりまず
神に目を向けよう。神が立ち止まる
よう合図を送っておられる。何らかの
軌道修正が必要かも知れない。方向を
それないよう導いておられる神の愛だ。