2008年03月05日(水)

「あの方が言われることを、何でもしてあげてください」ヨハネ2:5

婚宴で、ぶどう酒の準備が不足し、無
くなってしまうのは大失態だが、私た
ちの人生でも、ぶどう酒が無くなる事
態が生じる。様々な失敗をしてしまう
し、又、突然、倒産したり、リストラ
になったり、離別があったり、経済的
困窮に陥ったり・・喜びのぶどう酒が
無くなってしまう。その時に、自分で
何とかしようと懸命にもがく。何とか、
まさに水からぶどう酒を作り出そうと
する。必死になり、悪戦苦闘し、しか
し、自分でぶどう酒など作れないので、
行き詰まり、どうにも身動きが取れな
くなる。疲労こんぱいする。そんな時
に、私達のする事は、自分でぶどう酒
を作り出すことではない。目の前の状
況を何とか変えようと、悪戦苦闘する
事ではない。空回りするばかりだ。自
分でするのではなく「あの方が言われ
ることを」主が言われる事を聞き、従
うことだ。目を注ぐのは主ご自身にで
あって、目の前の状況でなく、問題で
はない。その時に、主が働いて下さる。
主の言われる通りに従う事、水かめに
水をくむ事だ。そうするなら、主がぶ
どう酒を与えて下さる。あなたの目の
前の問題でなく、まず主に目を注ごう。
そして、「あの方が言われることを」
行おう。その時、主のみわざを見る。
今、言われている事があるなら、すぐ
に行おう。
・・・・・・・・・・・
事態が生じたら、自分で何とかするの
でなく、まず「あの方の言われること」
を聞こう。とにかく祈ろう。そして、
主の言われた事(水を汲む)に従おう。
そうするなら、ぶどう酒(素晴らしい
みわざ)を見る。