2001年08月04日(土)

「さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません」(ルカ6:37)


余りにも自分勝手で、自己中心な行
動が絶えないため、妻に返事をして
もらえない夫がいた。夫は妻の耳が
遠くなったのだと思い、妻の耳をテ
ストする事にした。「聞こえるかい」
後ろに回って、小さな声でささやい
た。妻は答えない。続けて二度やっ
てみた。その時、「聞こえてます。
何度も」と妻が言った。自分の欠点
を棚上げにして、相手が悪いと責め
る典型的な例だ。他人の荒捜しに必
死で、実は自分はそれ以上だという
事に気づかない愚かな人は多い。
他人の非難をし、批判をする。しか
し、間違っているのは自分の方であ
る場合も多い。主は人のこの「さば
く」性質をご存じだ。だから、さば
いてはいけないと言われた。他人を
量ったはかりで、正しく自分が量り
返されるのだ。厳しく高い基準で、
さばくなら、その厳しく高い基準
をその通りを、神はあなたに向け
られる。あなたはそのさばきに耐
えられるとうのか。欠点の無い人
はいない。間違いを捜しているな
ら、鏡を見ればよい。