2010年03月04日(木) 「しかし、サマリヤを通って行かなければならなかった」ヨハネ3:4
「しかし、サマリヤを通って行かなければならなかった」ヨハネ3:4
この女性は、暑い真っ昼間に水汲みに来ていた。人目を避けての事だった。主は、飲み水を求められた。そして、やり取りの末、夫を呼ぶように言われた。彼女は最も触れられたくない部分であり、「夫はいない」とごまかそうとする。 すると主が、夫が5人いたが、今いるのは夫ではないと、真実を告げられた。彼女は罪の生活をし、過去の傷を背負っていた。5回離婚し、今は同棲中だ。その過去と現在のため、隠れた、縛られた生活をしていた。噂の的であり、人々から軽蔑されていた。 この罪の原因は、心の渇きであった。彼女は愛を求め、男性が自分を幸せにしてくれると信じ、結婚を繰り返した。しかし、渇きは全く癒されず、暗い過去に行く手もふさがれ、喜びも平安も希望も持てないでいた。 主は、彼女の飢えを、空虚をご存じであり、彼女のために、わざわざ迂回しサマリヤを通られた。主は、決して渇く事のない、生ける水を与えられた。彼女は180度変わり、人前に出て主を伝えた。彼女の心は解き放たれた。 彼女に目を留めたれた主は、あなたに目を留めておられる。どんな過去であれ、赦され癒され、縛りから自由にされる。新たな視点、神視点で見るようにされる。その事ゆえに神に出会えた、高慢から守られた、十字架の意味が知れた・・それらは必ず感謝に変えられる。 ------------------ 飢え渇く空虚な心を主は癒そうと、また失敗や罪を赦そうと私達の前を通られる。ありのままの今の自分を主に注ぎだし、そこに主からの渇かない水を豊かに満たしていただこう。