2001年11月01日(木)

  『主イエスご自身が「受けるより与えるほうが幸いである」と言われた』(使徒20:35)


 ある婦人が心身ともに疲れていた。
心に全く余裕の無いひどく忙しい一週間
を過ごした。身体も疲れていたし、心は
潤いが全くない、かさかさに乾いた無感
動な状態だった。成人の日曜学校に出た
が、心が定まらず集中できず、宙を浮い
ている状態で、御言葉を捕らえる事が出
来なかった。ぼや-っとしている間に終
わってしまった。今日は疲れ過ぎて頭が
回らない。もう帰った方が良いのではと
思いつつ礼拝堂へ向かった。
礼拝が始まるまでの間に、主にある友人
が突然悩みを話して来た。
彼女に聞いているうちに、突然神様を感
じた。彼女の顔が明るくなり、安堵の色
に変わった。婦人も心に活気がよみがえ
り、潤いが出てきて、新しくされるのを
感じた。婦人は自分の事だけに目を奪わ
れ、自分の事だけしか考えておらず、自
分の事で頭が一杯だった事に気づかされ
た。神様は自分を引き上げる為に、自己
中心に気づかせ、仕える機会を与えて下
さった。自分の事だけにかまけてないか