2011年11月03日(木)

『「パンはどれぐらいありますか。行って見て来なさい」彼らは確かめて言った。「五つです。それと魚が二匹です」』マルコ6:38 

   
「パンはどれぐらいあるか・・彼らは確かめて」とあるように、どれほどあるかを「確かめる」ことは大切だ。まず現状はどうなのか。はっきりと確かめる事を求められる。自分の真実のありのままの状態を知って、現状を主にそのまま持って行く事ができる。主はありのままを用いて下さるが、現状を認めさせられる。「〜ができません」「〜の弱さがあります」「〜が少しできます」「〜を少し持っています」能力や持っているものが僅かでも問題無い。そのまま主のもとへ持って行くことだ。

ヨハネは「小さい」魚を二匹と言っている。小さくて良い。こんなもの何になろう、何の足しになろう、無いも同然、こんなもの献げても仕方がないと思う。しかし「ほんの少しの〜がある」それをお献げしよう。主は「小さな」ものを用いて、どんなに大きなみわざをされかに驚くばかりだ。小さいからこそ、逆に主の素晴らしさが現れる。自分が握っているなら、それで終わる。

しかし、主のもとに持ち行くなら、どんなに小さなものでも、大いに祝福して下さり、周囲の人々を満腹させて下さる。家庭、学校、職場で、祝福の器とされる。「五つのパンと二匹の魚」は私たち自身だ。何もできない自分、しかし主に献げるなら、私たちの人生を用いて、人々への祝福とされる。自分自身にも御霊の喜びが溢れる。
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自分にあるものが、わずかでも主にあって出来るとの信仰に立って献げてみよう。わずかなもの、わずかな決心も主が豊かに大きく用いて下さることを経験しよう。