2012年03月04日(日)

「・・毎日、一日分を集めなければならない。これは、彼らがわたしのおしえに従 って歩むかどうかを、試みるためである」出エジプト16:4

    
   
主の偉大な奇跡により、出エジプトを果たしたイスラエルの民。「主に向かって
歌え。主は輝かしくも勝利を収められ」と主を讃え、喜びを謳歌した。そして荒
野に出て3日間歩いた途端、「水が無い」とのつぶやきに変わった。次に食べ物
が無いと不平不満をモーセにぶつけた。

エジプトで死んだ方が良かったとまで言いつつ。主はそれに答えられ、天からマ
ナを降らせ、夕にはうずらの大群を降らせられた。このマナは1日分だけと命じ
られていた。従わずに朝まで残しておくと、虫がつき腐った。朝ごとに各自食べ
る分だけ集め、残ったものは、日が高くなると熱くなり溶けた。

主は「朝ごとに」「各自」「食べる分だけ」と定められた。どうだろう。1日分
だけと言われても、密かに明日の分も、いや1週間先まで、集めるだけ集めてお
きたい・・もし、翌日降らなかったら?主を信じられなかったら、そうしてしまう。

主は、来る日も〃、荒野の40年間、毎日〃マナをもって養われた。これは自分
でなく、主によって生かされているという事実を叩き込もうとされた。「神が私
を生かして下さっている」「私は神により生かされている」これを心底知る時に、
思い煩いから解放される。

日々、様々な形で、神に信頼し、御声に従う訓練が、私たちにも臨んでいる。信
じようとしないなら、いつまでも主を知ることがない。御声に、言われた通りに
従ってみよう。

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御言葉を聞くだけで、御言葉に従うことが無ければ、いつまでたっても主を知る
事ができない。主が言われた通りに従ってみよう。その時、みわざを見、主がま
ことに真実であられ、どんなに愛されているかを経験的に知って行く。