2014年05月03日(土)

「自分の肉のために蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、御霊のため に蒔く者は、御霊から永遠のいのちを刈り取るのです」ガラテヤ6 :8 


私たちは弱さのゆえに、罪を犯してしまう。しかし神は主の十字架
のゆえに、完全に罪を赦して下さり、二度と思い出す事なく無罪放
免にして下さる。だが、だからと言って、罪を犯してはならない。
決して恵みを放縦に変えてはならない。どうせ赦してもらえると、
安易に罪を犯してはいけない。

警察沙汰を起こした子供は、施設で、厳しい矯正訓練を受ける。そ
の親は、迷惑をかけた人々に謝罪し、破損には弁償金を支払い、あ
らゆる償いをして回る。傷害事件を起こした時、主の御前に悔い改
めるなら、完全に主は赦して下さる、しかし、法律上の刑罰を免れ
る事はできない。法に即して罰を受ける。

又、憎しみや妬み、敵対心で人を傷つけてしまったなら、悔い改め
により、主は赦して下さる。しかし、一度壊れてしまった信頼関係
を、再度築き上げるのは、どんなに努力が要る事だろう。罪のもた
らす傷や害は、私たちが思っている以上に大きい。罪の結果は自分
だけにとどまらず、家族や周囲をも巻き込み、多大の傷を負わせて
しまう。

主はあわれみ深く、主のあわれみは尽きない。だからこそ、決して
罪を軽く見てはならないし、もてあそんではならない。罪に飲み込
まれてしまう。サタンは狡猾で、あなたの弱点を的確に知っている。
誘惑して来る。主に頼ろう。肉ではなく、御霊の声のほうに耳を傾
け、その導きに従おう。御霊は導いて下さる。その時、御霊の実を
刈り取る。御霊の実を結んで行く。

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日々の主との地道な交わりを重ね、主との個人的関係を深めて行く
ことが大切だ。主との親しい交わりによって、罪から守られる。御
霊に従い、御霊のために蒔いて行けるよう、いつも祈っていよう。