2014年07月04日(金)

「主をおのれの喜びとせよ。主はあなたの心の願いをかなえてくださる」詩篇37:4



「主をおのれの喜びとせよ」とあるが、私たちは、何をおのれの喜
びとしているだろう。それは、心の底では、何を求めて生きている
か、となってくる。自分の願望、欲望が成し遂げられる事だろうか。
欲しいものを手にすることが喜びだろうか。ここでは自分の願望や、
欲しいものでなく、「主を」となっている。

私たちの心の奧を真に満たすものは、この世の与えるものではなく、
主ご自身であるからだ。真の満足と、本当の幸福は、主ご自身から
しか来ない。私たちは自分の欲しいものを手にした時に、一時的な
喜びがある。しかし、それは続かない。

経験あるだろうか。何がなんでも欲しい物であったのに、手にして
しまうと、しばらくすると飽きてしまう。又、心が冷めて、どうで
もよくなってしまう。真の心満たす喜びは、主からしか来ない。そ
してその主を第一として行く時、主のお心にそって求めて行くこと
になる。主の御心を願い、求めるので、その御心にかなった願いは
すべて叶えられることになる。「あなたの心の願いをかなえてくだ
さる」。

バルテマイは「わたしに何をしてほしいのか」と主に問われ、「目
が見えるようになることです」と答えた。その願いは聞き届けられ、
目が見えるようになった。主を求めるバルテマイの願いは、主の御
心にかなっていた。その証拠に、目が見えるようになって、大喜び
で、世に帰ったのでなく、「イエスの行かれる所について行った」。
まず、主を求めて行くことが大切だ。
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与えられたものではなく、与えて下さる主そのものを喜びとしてい
たい。順境にも逆境にも主と共に歩むことができる。変わらぬ守り
と主にある平安を今日も感謝し喜び歩もう。