2014年10月04日(土)

「カレブが・・言った『私たちはぜひとも、上って行って、そこを占 領しよう。必ずそれができるから』」民数記13:30 



モーセに導かれたイスラエルの民は、エジプトを出て、カナンに向
かった。その時に、12人の斥候がカナンの地を偵察に行った。戻
って来た10人は占領できない、あの民たちは私たちより強いと言
い、ヨシュアとカレブの2人は占領できる。上って行こうと言った。

10人の斥候は、相手の力量と自分たちのの能力を見て、自分達は
負けると考えた。相手は強く、自分たちはいなごのようだと。この
判断はどう見ても妥当な判断に思えたので、全員が従った。エジプ
トで死んでいたら良かった、この荒野で死んだ方がましだとネガテ
ィブな思いに陥った。

必ず占領できると言ったヨシュアとカレブには、何と自分たちの親
族さえつかなかった。なぜ彼らがが占領できると言ったかというと、
神が「カナンを与える」と言われたからだ。見えるところではなく、
神の言葉に、約束に基づいていた。そして、結果的に、神の約束の
地カナンに入ったのは御言葉を信じたこの2人だけだった。信じな
かった皆は、荒野で滅んでしまった。

「信じる」ということは重要だ。不信仰とは、神を見ずに、問題を、
困難を見ることだ。信仰とは、神を見て、御言葉を見つめ続けるこ
とだ。約束の御言葉を見つめ続ける時、心に信仰が湧き、不信仰を
退け、心が強められる。信仰とは御言葉を見つめ、不信仰とは問題
を見ること。今、どちらを見ているだろう。

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主を通して、問題を見ることが大事だが、突然の問題にパニックな
り、主が飛んでしまう。何とかしなければ、どうすれば良いのか、
と自分が出ると、自分の肩にすべてがかかり、大変な重圧だ。どう
にも出来ないから、主がおられる。まず祈り、御声に耳を澄まそう。