2001年01月02日(火)

「人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません」(ヨハネ15:13) 

 ジェームス.ハリソンは、大学の聖歌隊員だった。仲間の聖歌隊員と共にヨーロッパからの帰途にあり、飛行場に着陸した時、強風雨に見舞われた。
ジェット機は滑走路を横滑りし、ライトにぶつかり、胴体に穴が開いた。大混乱になった。破損した飛行機に火の手が上がったとき、彼は
周囲の人々を救助し始めた。次から次へと乗客を安全な所へ引っ張り出しては飛行機に戻って行った。最後に燃え上がる残骸のもとへ行った時、彼は二度とそこから戻る事は無かった。葬儀の時、彼の死を通して、イエス.キリストの身代わりの死が語られた。私達は彼のような、むごたらしい惨事で示した犠牲を払うような場面は無いかも知れない。
しかし、毎日の日常生活の中で、些細な事の中に臨人を愛するために自分の楽しみをちょっと我慢する機会は幾らでもある。
あなたの周囲へ愛を示す機会を捕らえよ。キリストの愛を表わせ。