2018年02月01日(木)

「そして、私たちは、もっぱら祈りとみことばの奉仕に励むことにします」使徒6:4 



人々がどんどん救われ、聖霊が力強く働く、初代教会に問題が起き
た。ギリシャ語を使うユダヤ人たちが、ヘブル語を使うユダヤ人た
ちに対して、やもめ達が、毎日の配給で、なおざりにされていると
の苦情が来た。そこで12使徒は、弟子たち全員を呼び集め、この
問題の解決に当たる時に、御言葉の奉仕がまず一番大切で、最優先
であることを伝えた。

つまり、神の言葉を教える事を後回しにして、食卓の事に仕えるの
は良くないと。神の言葉の奉仕を最優先にし、全員一致して、問題
の解決に当たりたいと。その結果、御霊と知恵とに満ちた、評判の
良い人たち7人を選出して、この事態に当たらせることになった。
そしてペテロ達は御言葉の奉仕を優先できるようにした。

この解決は全員の承諾を得、一致の中で行なえた。皆に平安があっ
た。問題に良い解決が与えられた結果、「こうして神のことばは、
ますます広まって行き」「弟子の数が非常に増えて行き、多くの祭
司たちが次々に信仰に入った」。問題解決だけでなく、更に素晴ら
しい結実が与えられた。

私たちにも、常に問題は起きる。その時に、「もっぱら祈りとみこ
とばの奉仕に励み」の示しの通り、まずよく祈り、御言葉に聞き、
主の導きを求めて行く時に、道が示され、良い解決が与えられて行
く。問題が起きた時には、神の言葉をあと回しにして、自分で考え、
自分で動き回るのでなく、まず祈りと御言葉に聞いて行くことが大
切だ。
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問題が起きた時には、御言葉によって御心を知り、祈りによって主
に知恵をもとめよう。それぞれの考えでは、いつまでも一致はない。
御言葉に従うところに平安が戻り、真の解決に導かれる。